Chapter 1-3 Pythonで演算子をつかって四則演算をしよう
C.C
Pythonで「演算子」を使って四則演算をやっていこう!
しーな
いきなり「演算子」とか難しい言葉使わないでよ💢
C.C
ごめんごめん💦
演算子は「+」とか「ー」などの記号のことだよ❗
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演算子とは?

小学校の算数では「+」「ー」「×」「÷」などの記号を使って計算式を書いていきますが、

Pythonでは「+」「-」「*」「/」などの演算子を使用して計算式を書きます。

※計算関連の演算子↓

演算結果
+ (足し算)2+3   5
- (引き算)7-3   4
* (掛け算)7*5   35
/ (割り算)20/5   4.0
// (割り算 小数点以下切り捨て)10//4   2
% (割り算 余りを表示)11%3   2
** (累乗)7**2   49

このあたりの演算子は基本なので覚えておくと良いでしょう!

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ファイルを作成する

Chapter-1フォルダの中に「caluculation.py」としてPythonファイルを作成しましょう!

culculation.py.
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足し算と引き算

print関数のカッコの中に計算式を書いていきます

文字ではないので「""」で囲まないようにしてください

print( 10 + 3 )
print( 10 - 3 )

プログラムを実行して()内の計算が行われていることを確認します。

13
7

掛け算と割り算

掛け算は「*(アスタリスク)」、割り算は「/(スラッシュ)」を使います。

先程の「+」と「-」を置き換えて実行しみましょう。

print( 10 * 3 )
print( 10 / 3 )

10÷3は割り算は割り切れないため、小数点以下がある程度のところまで表示されます。

30
3.3333333333333335

ちなみに割り切れる計算だとしても、小数点以下第1位までは表示されます。

print( 10 / 2 )
5.0

もし、整数で表示したいときは「//」をつかいましょう!

print( 10 // 2 )
5

※割り算では0を他の数で割ろうとするとエラーになります。余裕があったら試してみてください。

整数(int)と浮動小数点数(float)

数値には整数と浮動小数点数の2種類が存在します。

整数は小数点以下のない「-500」「0」「10000」のような数字です。

浮動小数点数は小数点以下を含む「3.14」「1.414」「340.29」のような数字です

もちろん「5.0」のように小数点以下が0であっても浮動小数点数として扱われます。

通常は文字(str)+数字(int)のように型が異なると演算子をつかった計算はエラーになってしまいますが

整数と浮動小数点数は型は違いますが混ざっていても計算も可能です。

print( 2 + 0.5 )

計算結果は必ず浮動小数点数になります。

2.5
計算のワンポイント

一つの計算だけでは体感として全くわかりませんが、整数と浮動小数点数を混ぜた計算よりも整数同士での計算の方が圧倒的に高速になります。

AtCoder(競技プログラミング)にチャレンジする時などは特に理由がなければ整数同士で計算した方がタイムアウトのリスクが少なくなります。

まとめ

今回はprint関数と演算子を使って計算結果を表示するプログラムを作成しました。

print( "足し算:10 + 3 =",10 + 3 )
# => 13

print( "引き算:10 - 3 =",10 - 3 )
# => 7

print( "掛け算:10 * 3 =",10 * 3 )
# => 30

print( "割り算:10 / 3 =",10 / 3 )
# => 3.3333333333333335

print( "割り算(小数点以下切り捨て):10 // 2 =",10 // 2 )
# => 5

print( "割り算(余り):11 % 3 =",11 % 3 )
# => 2

print( "累乗:7 ** 3 =",7 ** 3 )
# => 343

以上でChapter 1-3は終了になります。

次回

次回は1つの式に複数の演算子をおりまぜた少し複雑な計算をやっていきます!

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